2026年、なぜ世界は「怖くない怪物」に熱狂するのか?Snsを席巻するポップオバケ現象の深層
「おばけ」というモチーフは、デジタルお絵描きを始めたばかりのビギナーにとっても絶好の題材だ。複雑な人体構造(アナトミー)や筋肉の動きを計算する必要がなく、基本となるのはシンプルな「波状の裾」と「丸いシルエット」、そして点描のようなシンプルな目元のみである。
iPadやStylusペンの普及に伴い、描画アプリ「Procreate」や「Clip Studio」を使った自作イラストの投稿が急増している。基本の型がシンプルだからこそ、配色やテクスチャ、小物(コーヒーカップやヘッドフォンなど)の組み合わせで無限の個性を演出できる。創作のハードルが極めて低いことが、プロ・アマ問わない巨大なイラストコミュニティの形成を後押ししている。