エド・シーラン『Shape of You』世界的大ヒットの真相とMvの謎

エド・シーラン『Shape of You』世界的大ヒットの真相とMvの謎の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

2017年1月、エド・シーランの3rdアルバム『÷(ディバイド)』からの先行シングルとしてリリースされた『Shape of You』は、瞬く間に世界各国のチャートを席巻しました。米ビルボード「Hot 100」で通算12週連続1位を獲得しただけでなく、全英シングルチャートでも14週首位を独占。その勢いは一過性にとどまらず、Spotifyにおける累計再生回数は40億回を突破し、YouTubeの公式MV再生数も60億回超という驚異的な世界記録を維持しています。

これほどのロングヒットとなった最大の要因は、従来のシンガーソングライター像を打ち破る「ダンスホール・ポップ」への大胆なアプローチにあります。エド本人が愛用するアコースティックギターのパーカッシブな打音をベースにしつつ、カリブ海のダンスホールレゲエのリズムと、耳に残るマリンバ(木琴)のリフを融合させました。極限まで削ぎ落とされたシンプルなトラック構成だからこそ、リスナーの脳内にメロディがダイレクトに刷り込まれる構造になっています。

当初、エドはこの曲を自身で歌うためではなく、リアーナや女性ポップグループへの楽曲提供を想定して制作していました。しかし、レーベル関係者や制作仲間の強い後押しによって自身名義でリリースすることを決断。結果として、世界中のダンスフロアとストリーミング市場を完全に掌握するモンスタートラックへと化けました。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。