回転性めまいの治し方|今すぐできる応急処置と放置Ngな危険サイン完全解説
急なめまいに襲われた際、ドラッグストアで「めまいの市販薬」を購入して凌ごうとする方が少なくありません。しかし、市販のめまい薬や乗り物酔い止め薬(抗ヒスタミン薬、鎮静成分含有薬)は、一時的に前庭神経の過敏さを抑えて吐き気を和らげる対症療法に過ぎません。
特にBPPVの場合、薬で感覚を麻痺させても物理的な耳石の移動は解決せず、むしろ脳の代償作用を遅らせて回復を長引かせる原因になります。また、メニエール病の初期に適切な処方薬(イソソルビド等の浸透圧利尿薬)を使わず放置すると、不可逆的な難聴へと進行するリスクを抱えます。
さらに見過ごせないのが「自律神経失調症と心因性めまい」の合併です。一度強い回転性めまいを経験した恐怖心から過剰な不安が生じ、交感神経が優位になって内耳の血流が悪化。その結果、検査上は内耳が治っているにもかかわらず、数ヶ月にわたり「雲の上を歩くようなふわふわ感」が続く悪循環(持続性知覚性姿勢誘発めまい:PPPD)に移行する例が近年増加しています。