鼻づまりが一瞬で通る?迎香ツボの驚くべき効果と正しい位置・押し方
迎香を指で押さえた際、想像以上に強い痛みを感じて驚く人が少なくありません。迎香を押すと痛い理由は、主に鼻腔粘膜の慢性的な炎症や老廃物の滞留、そして経絡の詰まりに起因しています。
東洋医学の経絡理論において、迎香は人差し指から始まり腕・肩・首・顔を通る「手の陽明大腸経」というエネルギーラインの終着点(終穴)です。大腸経は消化器系だけでなく、呼吸器系や免疫系と密接にリンクしています。鼻炎や風邪で局所の巡りが悪化しているときや、胃腸の疲れがたまっているときには、迎香周辺の組織が過敏になり、押したときに強い圧痛として現れるのです。
慢性鼻炎のツボ刺激としてさらに切れ味を高めたい場合は、迎香のすぐ上にある「上迎香(じょうげいこう・別名:鼻通)」を組み合わせる手法が極めて有効です。
上迎香は、鼻の骨(鼻骨)と軟骨の境目、鼻筋の両脇にあるくぼみに位置します。迎香から上迎香に向かって、人差し指の腹で小鼻の脇を上下に優しく摩擦するようにマッサージすることで、頑固な鼻づまりを強力に通し、風邪や鼻炎の後に起こりやすい嗅覚障害の改善にもアプローチできます。