心臓や腎臓はいくらで売買されるのか?命の闇相場と公的費用の真実

心臓や腎臓はいくらで売買されるのか?命の闇相場と公的費用の真実とは一体何なのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

日本国内において、金銭による臓器売買は臓器移植法によって厳格に禁じられており、違反者には厳しい刑事罰が科される。国内唯一の死後臓器あっせん機関である公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク(JOT)は、厳格な公平性と医学的緊急度に基づき、無償の善意によって提供された臓器を患者へと橋渡しする重責を担っている。

だが、日本の脳死下での臓器提供数は欧米諸国と比較して極めて少ない。腎臓移植を例にとると、JOTに登録してから実際に提供を受けられるまでの平均待機期間は10年を超え、待機中に命を落とす患者も少なくない。命を救うための正規システムがドナー不足によって逼迫している現状こそが、患者や家族を追い詰め、海外の危険なブローカー情報へと目を向けさせてしまう根底の原因となっている。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。