北朝鮮ミサイルはグアムへ届くのか?火星12の脅威と防衛網の真実
北朝鮮からグアムに向けた弾道ミサイルが発射された場合、その飛翔コースは必然的に日本の中国・四国地方の上空を通過します。日本政府はこのような事態に備え、全国瞬時警報システム(Jアラート)による国民への迅速な情報伝達ルートを確立しています。
防衛省・自衛隊の防衛態勢において、中枢を担うのが海上自衛隊のイージス艦による迎撃ミサイル(SM-3)と、航空自衛隊の地対空誘導弾PAC3(パトリオット)です。日本上空を通過する弾道ミサイルは通常、大気圏外の超高高度(宇宙空間)を飛翔するため、日本の領土・領海へ落下する恐れがない限り、中間段階での無理な迎撃措置は行われません。
しかし、ブースト段階での異常やミサイル本体の破損によって部材や弾頭が日本国内に落下する兆候が検知された場合、即座に「破壊措置命令」に基づき、日本海および太平洋上に展開するイージス艦のSM-3が大気圏外で迎撃を試み、撃ち漏らしに対しては地上配備のPAC3が終末段階で対処する二段構えの迎撃態勢が構築されています。