虎の神様のご利益と由来を解明!全国の開運神社寺院を徹底比較
ネット上の情報やスピリチュアル界隈では、「寅の日は万能の最強吉日である」と一律に語られがちですが、これには歴史的な伝統に照らし合わせた明確な盲点が存在します。
古来の暦学において、虎の「千里を行って千里を帰る」という性質は、旅立ちや金銭の支出には吉兆とされますが、「戻ってきては困る事柄」には凶とされてきました。代表例が「婚礼(結婚式・入籍)」と「葬儀」です。結婚においては「嫁いだ娘が実家に戻ってしまう(離婚する)」ことを連想させ、葬儀においては「死者が成仏できずに戻ってしまう」とされるため、伝統的な儀礼では寅の日を避けるのが通例です。
また、虎を祀る社寺を訪れる際、神社(神道)と寺院(仏教)の作法を混同している参拝者が散見されます。例えば、信貴山朝護孫子寺や鞍馬寺、善國寺は「寺院」であるため、二礼二拍手一礼ではなく「静かに合掌して一礼する」のが正式な礼法です。神仏への敬意を欠いた参拝では、十分な神威を受け取ることはできません。