赤ちゃんが白い便?ロタウイルスの危険信号と緊急受診の見分け方
オムツの中身がいつもと違う——その違和感は決して気のせいではありません。小児感染症学の知見においても、便の性状変化は体内でのウイルス増殖を示す最も分かりやすい指標とされています。
典型的とされる臨床像は、まるで「米のとぎ汁様便」と形容される白濁したシャバシャバの便です。あるいは、薄いレモン色やグレーがかったクリーム色、黄色みの抜けた粘液便として現れるケースも少なくありません。においも独特で、ツーンと鼻をつく甘酸っぱい酸臭が漂うのが大きな特徴です。
【典型的な便の推移パターン】
・発症初期(1〜2日目):水のような激しい下痢(1日に10回以上になることも)
・ピーク時(2〜4日目):白~灰白色の液体便(米のとぎ汁に似た状態)
・回復期(5日目以降):徐々に黄色みや泥状のまとまりが戻る
ロタウイルス胃腸炎は、ノロウイルスなど他の感染性胃腸炎と比べて便の白濁化が顕著に現れやすい傾向があります。ただの水っぽさだけでなく、「色合いの抜け方」に注目してください。