カフェイン致死量はコーヒー何杯分?危険な摂取量と中毒の防ぎ方
世界各国の公的機関(欧州食品安全機関(EFSA)やカナダ保健省など)が提示している、健康リスクを生じない安全な摂取目安量は以下の通りです。
【公的機関が推奨する1日のカフェイン摂取上限目安】
・健康な成人:1日あたり最大400mgまで(コーヒー約3〜4杯)
・1回の摂取量:最大200mgまで(コーヒー約2杯分)
・妊婦・授乳中の方:1日あたり200mg〜300mg未満(コーヒー約1〜2杯)
妊娠中の過剰摂取は、胎盤を通じた血流の減少や胎児の発育遅延(低体重児)、自然流産のリスクを高めることが指摘されているため、より厳格な摂取制限が求められます。
また、体内に入ったカフェインの濃度が半分に減るまでの時間(半減期)は、健康な成人で約4時間〜6時間です。例えば夕方17時にコーヒーを2杯飲むと、夜23時の就寝時にも約半分のカフェインが体内に残存しており、睡眠の質を著しく低下させる要因になります。なお、妊婦や肝機能が低下している方では半減期が8時間〜15時間以上に延びる場合もあります。