『はいからさんが通る』名曲解剖!南野陽子・早見沙織から宝塚まで
作品の音楽的歴史の原点は、1978年に日本アニメーションが制作したTVアニメ版にさかのぼる。関田昇介が歌うオープニングテーマ「はいからさんが通る」は、軽快なブラスサウンドとキャッチーな旋律で大正モダンな空気感を全開に表現し、当時の子どもたちやアニメファンの心を一瞬で掴んだ。
その後、1987年に公開された実写映画版では、当時のトップアイドル・南野陽子が主演を務め、自ら主題歌「はいからさんが通る」を担当。作詞・作曲を手掛けたのは、日本の音楽業界を牽引し続けるシンガーソングライターの竹内まりやだ。竹内まりや独特の切なくも情熱的なメロディラインと、南野陽子の凛とした歌声が見事に融合したこの楽曲は、オリコンチャート上位を記録する大ヒットとなった。袴姿で刀を構える紅緒のビジュアルと共に、80年代ポップス史に刻まれる名曲として今なお語り継がれている。