マックのポテトにプラスチック混入?真相と過去事例・対処法を徹底解説

マックのポテトにプラスチック混入?真相と過去事例・対処法を徹底解説についての真相をご紹介します。

厳格な品質管理を行っているはずの大手チェーンにおいて、なぜ異物の混入が起きてしまうのでしょうか。日本マクドナルドが過去に公表した調査結果や製造・流通過程を追うと、マックのポテトにプラスチックが混入する原因は主に3つの段階に分かれます。

1つ目は、海外の原料加工工場における包装・移送工程です。マックフライポテトの原料となるジャガイモは、主に北米などの大規模工場で洗浄・カット・下揚げされた後、急速冷凍されて日本へ運ばれます。この冷凍工程でポテトを小分けにする際、袋を開封した際のビニール片(通称:青色フィルム)が誤って混ざってしまうケースがありました。食品に紛れても視認しやすいよう青色が採用されていますが、機械の隙間やカット時のミスで紛れ込むリスクが潜んでいます。

2つ目は、店舗厨房内の調理器具や備品の経年劣化・破損です。店舗では揚がったポテトをすくう「スコップ(ポテトスクープ)」や、保温バット、タイマーケースなどに樹脂製パーツが使われています。長時間の高温環境や繰り返しの洗浄によってプラスチックが劣化し、欠けた破片がポテトのケース内に落下することがあります。

3つ目は、ジャガイモ収穫時の土壌由来の夾雑物(きょうざつぶつ)です。土の中で育つ農産物であるため、畑に残置されていたマルチシート(農業用ビニール)の切れ端が原料に付着し、洗浄工程をすり抜けてしまう極めて稀なケースも報告されています。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。