『マサルさん』伝説の真相!連載終了の理由とOp誕生秘話を徹底解剖
絶大な人気を誇り、アニメ化によって人気が最高潮に達していたにもかかわらず、漫画『すごいよ!!マサルさん』はコミックス全7巻・全79話という異例の短さで突如幕を閉じました。看板作品を長く続けさせたい当時のジャンプ編集部において、なぜこれほど早い段階で連載終了に至ったのでしょうか。
その真相は、作者であるうすた京介氏の「過酷な週刊連載による限界」にありました。不条理ギャグというジャンルは、論理的なストーリー展開に頼ることができず、毎週ゼロから独自の笑いと爆発力を生み出し続けなければなりません。毎週の締め切りに追われる中で精神的・肉体的な消耗が極限に達し、アイデアの枯渇とプレッシャーから、作者自ら編集部に連載終了を直談判したことが後に明かされています。
そして迎えた最終回は、まさに伝説と呼ばれるにふさわしいシュールな幕切れでした。ライバル校とのセクシーコマンドー全国大会の最中、マサルが突然姿を消し、物語は唐突なエピローグへ突入。数年後、大人になったフーミンたちの前に再び風のようにマサルが現れるという、ナンセンスでありながらどこか哀愁と爽快感が漂う構成で締めくくられました。引き延ばしをせず、最高潮のクオリティのまま駆け抜けたからこそ、本作は「駄作回が一切存在しない奇跡の全7巻」として語り継がれているのです。