明石家さんまと志村けん不仲説の真相|共演Ngの噂と土8戦争の絆
2人の関係性を語る上で最大の転換点となったのが、1980年代前半に勃発した「土8戦争(どはちせんそう)」です。
当時、土曜夜8時の枠はTBS系の『8時だョ!全員集合』(ザ・ドリフターズ)が視聴率40%を超える絶対王者として君臨していました。志村けんさんはその中心で「ヒゲダンス」や「東村山音頭」などの爆発的ブームを牽引していました。そこに風穴を開けるべくフジテレビが投入したのが、ビートたけしさんと明石家さんまを中心とする『オレたちひょうきん族』でした。
台本通りに完璧な舞台コントを演じるドリフターズに対し、NGや楽屋裏のハプニングすら笑いに変える『ひょうきん族』の新世代スタイルは瞬く間に若者の心を掴み、ついに視聴率で王者を逆転します。この激動の最前線で戦ったからこそ、志村けんさんと明石家さんまの間には、言葉を交わさずとも通じ合う「戦友としての強烈なリスペクト」が芽生えていきました。