松坂慶子と夫・高内春彦の現在 猛反対を押し切った二人の真実
1991年の結婚発表は、当時の日本映画界やメディアに巨大な衝撃を与えた。大スターである彼女と、まだ世間的な知名度が高くなかったミュージシャンとの結婚は、ワイドショーや女性週刊誌によって「収入差数十倍の格差婚」と書き立てられた。特に彼女の実父による強硬な反対運動は連日のように報道され、一時はカメラが自宅前に押し寄せる異常事態へと発展した。
だが、彼女の決意は揺るがなかった。日本での輝かしいキャリアや地位に執着することなく、彼女は自身の意思で渡米を選択した。親の反対や世間の好奇の目を突っぱねてまで彼の手を取ったのは、一過性の情熱ではなく、アーティストとしての彼に対する絶対的な尊敬があったからだ。渡米後の生活で彼女は家庭を支えながら、夫の音楽制作を間近でサポートし、自らも新たな表現の糧を蓄えていった。