日本の年収中央値はいくら?平均値との乖離と格差の真相【2026年最新】
居住地域と身を置く産業分野は、個人の能力以上に年収中央値を決定づける強力な外部要因です。
【都道府県別の地域格差】
年収中央値の首位を走るのは東京都(約480万〜500万円)であり、神奈川県、愛知県、大阪府といった大都市圏・中枢産業集積地がこれに続きます。一方で、地方圏や一次産業・観光サービス依存度が高い地域では中央値が320万〜350万円前後に留まる県も存在し、同一労働であっても居住地域だけで年収に100万円以上の開きが生じる地域間格差が浮き彫りとなっています。
【業界別年収中央値ランキング】
1. 総合商社・エネルギー:中央値 約700万〜850万円
2. 金融・保険・不動産開発:中央値 約580万〜650万円
3. IT・Web・通信:中央値 約500万〜580万円
4. 製造業(自動車・電機・機械):中央値 約460万〜520万円
5. 医療・福祉・介護:中央値 約350万〜390万円
6. 飲食・宿泊・小売サービス:中央値 約300万〜340万円
利益率が高く資本集約的な業界や、グローバル展開を行うコングロマリット企業では高い中央値が維持される一方、労働集約型で価格転嫁が難しいサービス産業では中央値が低位に抑え込まれる二極構造が続いています。