吉田拓郎と篠原ともえの絆|伝説の師弟関係と現在語られる感動秘話
画面上では自由奔放な暴れっぷりを見せていた篠原ともえですが、カメラが回っていない舞台裏では、礼儀正しく音楽やものづくりに対して誰よりも真摯な少女でした。吉田拓郎はその純粋さと類まれな直感をいち早く見抜き、単なる共演者を超えた「師弟関係」とも呼べる絆を深めていきます。
吉田拓郎は後年、当時の篠原について「ともえは決して作られたキャラクターではなく、根っからの表現者であり、感受性の塊だった」と振り返っています。過密なスケジュールと強烈なパブリックイメージに苦悩していた篠原に対し、吉田拓郎は音楽のコード進行を教えたり、表現者としての心の保ち方をアドバイスするなど、父親のような温かい眼差しで寄り添い続けました。
番組内で見せた吉田拓郎の満面の笑顔は、篠原ともえの嘘のない真っ直ぐな人柄が引き出したものであり、2人のやり取りは多くの視聴者の心を掴んだ名シーンとして記憶されています。