船木和喜はなぜ今も飛ぶのか?アップルパイ実業家と現役続行の真相
船木和喜の名を世界に轟かせた最大の舞台といえば、1998年長野冬季オリンピックに他なりません。
白馬のジャンプ台で行われた個人ラージヒル(K点120m)において、船木は2本目に驚異的な大ジャンプとなる132.5mを記録。着地の瞬間、両手を広げて膝を深く曲げる完璧なテレマーク姿勢を決めると、5人の飛型審判全員が「20点満点」を提示するという五輪史上前代未聞の快挙を成し遂げました。
さらに、原田雅彦、岡部孝信、斉藤浩哉とともに挑んだ団体ラージヒルではアンカーを務め、悪天候を切り裂く圧倒的な飛行で日本に悲願の金メダルをもたらしました。「日の丸飛行隊」の主軸として、個人ノーマルヒルでの銀メダルを含め、1大会で金2個・銀1個のメダルを獲得。美しい飛行曲線から「世界一美しいジャンプ」と海外メディアからも絶賛されました。