爪の縦線は放置Ng?黒い筋の危険度や加齢・栄養不足の改善法

爪の縦線は放置Ng?黒い筋の危険度や加齢・栄養不足の改善法に関する基本知識を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

縦線のなかでも、最も警戒しなければならないのが黒色や濃い茶色の筋(爪甲色素線条)です。爪の下にメラニン色素が沈着することで生じますが、良性のほくろ(母斑)や外傷による血豆である場合と、皮膚の悪性腫瘍である「爪悪性黒色腫(爪メラノーマ)」の初期症状である場合があります。

両者を見分けるための代表的な臨床基準が、以下のチェックポイントです。

良性のほくろや内出血の場合、線は細く均一で、爪が伸びるとともに先端へと移動して自然に消える傾向があります。しかし、メラノーマの場合は時間の経過とともに幅が広がり(目安として幅3ミリ以上)、線の濃淡がまだらになり、輪郭がぼやけてきます。さらに、爪の根元の皮膚や甘皮部分にまで黒い染みが広がる「ハッチンソン徴候」が確認された場合は、極めて危険なサインです。

早期発見が命を左右する疾患であるため、「急に黒い筋が現れて太くなってきた」「爪が割れて黒い色素が周囲ににじんでいる」といった異常を感じた際は、自己判断で様子を見ず、直ちに皮膚科専門医を受診してください。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。