第一三共の株価はなぜ動く?エンハーツの成否と2026年最新見通し
同社が展開するADC戦略はエンハーツ単体にとどまりません。TROP2を標的とした「ダトポタマブ デルクステカン(Dato-DXd)」や、HER3標的の「パトリツマブ デルクステカン(HER3-DXd)」など、第2・第3の大型候補薬が開発ステージを着実に進めています。
米メルク(MSD)と締結した大型提携契約に基づく3つのADC開発プログラムも本格稼働しており、契約一時金やマイルストーン収益が業績の下支えとして機能しています。決算発表ごとに更新される研究開発パイプラインの進捗状況は、将来の利益予想を上方修正させるトリガーとして市場から極めて重視されています。