新潟医療福祉大学の学費は高すぎる?4年間総額と免除制度の真相

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Yahoo!知恵袋や大手掲示板、SNS上では「新潟医療福祉大学の学費は高すぎるのではないか」という書き込みが定期的に散見されます。この評判が定着している背景には、大きく分けて3つの構造的要因が存在します。

第1の要因は、「地元国公立大学との学費格差」です。新潟県内には新潟大学医学部保健学科(看護・放射線・検査・理学・作業)という極めて強力な国立の選択肢が存在します。国公立大学の学費は4年間で約242万円(入学金28万2,000円+年間授業料53万5,800円×4年)にとどまるため、県内の受験生家庭から見れば、私立である新潟医療福祉大学の「約700万円」という金額が約3倍近くに跳ね上がり、「あまりにも高額だ」という心理的ギャップを生み出しています。

第2の要因は、「他大学の看護・福祉系単科大学との比較」です。医療系総合大学である新潟医療福祉大学は、最新鋭のMRIや動作解析装置、高度シミュレーターを全学科横断で配備しています。この莫大な減価償却費や維持管理費が施設設備費として学費に反映されているため、設備投資を最小限に抑えた小規模な看護単科大学や福祉専門学校と比較すると、どうしても割高に見えてしまうのです。

そして第3の要因が、昨今の学費値上げの真相です。昨今の電気代・エネルギーコストの急騰や、医療材料・実験消耗品の価格改定、さらに高度医療技術に対応する教職員の人件費増に伴い、同大学を含む全国の私立医歯薬・医療系大学では段階的な授業料や実習費の見直しが行われてきました。この改定の動きがネット上で増幅され、「学費が上がり続けて負担が重すぎる」という言説に拍車をかけたのが真相です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。