充電マークつくのに増えない?スマホ充電トラブルの原因と復活法
画面上に給電マークが点灯している状態は、端末内部の給電ICチップが「外部電源からの電圧を感知した」ことを示しているだけで、効率的な充電が行われている状態とはイコールではありません。特にiPhoneで充電マークがつくのに増えない現象や、Androidで充電中に減っていく原因の根底には、消費電力量と供給電力量のアンバランスが存在します。
バックグラウンドで高負荷な同期処理や位置情報サービスが動作していたり、OSアップデートの自動処理が走っていたりすると、スマートフォンの消費電力は跳ね上がります。このとき、電源側から供給される電力が消費電力と同等、もしくは下回っていると、端末は見かけ上「充電中」の表示を維持しながらも、実態としては電力をすり減らし続ける「供給不足状態」に陥ります。
さらに見逃せないのが、端末のサーマルスロットリング(保護機能)です。スマホの発熱で充電停止する理由は、リチウムイオンバッテリーが45度以上の高温に達した際、熱暴走や極板の損傷を防ぐためにOS制御で給電レートを強制的に0〜5W程度まで絞り込む設計になっているためです。真夏の車内やベッドの布団の上、あるいは3Dゲームを起動しながらの充電では、この安全装置が作動して蓄電が完全にストップします。