2ちゃんねる分裂の全真相!ひろゆきとジムの権利闘争の裏側とは
1999年5月、米国アーカンソー州の片隅で産声を上げた一つの掲示板。当時の中央大学法学部生だった西村博之(ひろゆき)氏が開設したそのサイトは、既存の「あめぞう掲示板」の避難所という名目を持ちながら、瞬く間に独自の生命力を宿し始めた。
「嘘を嘘と見抜けないと(掲示板を使うのは)難しい」
テレビ番組の取材でひろゆき氏が放ったこの台詞は、やがて黎明期ネット社会の絶対的な掟として刻まれることになる。管理者が投稿者の責任を負わず、完全な匿名性のもとで欲望も悪意も垂れ流される構造。この匿名掲示板という特異なシステムは、旧来のメディアが報じない生々しい情報や鋭利なユーモアを吸い上げ、加速度的にアクセス数を伸ばしていった。