パキラの植え替えで失敗しない秘訣|時期・土の配合・復活法を徹底解説
ネット上の相談窓口や園芸コミュニティで頻出する「パキラの植え替え失敗で枯れる」トラブル。その原因を分析すると、実に8割以上が作業時期の誤りに起因しています。
パキラの原産地は中南米の熱帯地域であり、気温が20℃を下回ると生育スピードが鈍化し、15℃以下では半休眠状態に入ります。そのため、最も適したパキラの植え替え時期は5月〜6月の初夏です。この時期であれば、植え替え時に根を多少傷めてしまったとしても、旺盛な新陳代謝によってわずか数週間で新しい根(新根)を伸ばし、自力でリカバリーできます。気候が安定していれば7月中旬頃まで作業可能ですが、酷暑となる8月下旬以降や秋口は回復が遅れるため避けるのが賢明です。
特に危険なのが、暖房の効いた室内だからと油断して行う11月〜3月の冬の植え替えです。休眠期に根を崩されると、パキラは新たな根を生やすエネルギーを持たず、切れた傷口から雑菌が侵入してそのまま根腐れを起こし、春を迎える前に枯死してしまいます。