土俵に潜む天国と地獄!相撲の給料と過酷な年収格差を徹底解剖
命を削って土俵を務め上げた先には、まとまった退職金が用意されている。関取として土俵を務めた年数や最高位に応じて支給される「養老金」や「勤続加算金」だ。長年横綱・大関を務めた力士であれば、退職時の手当は1億円から2億円規模に達することもある。
しかし、引退後も日本相撲協会に残って指導者(親方)となるためには、105家しか存在しない「年寄名跡(親方株)」を継承しなければならない。この名跡取得には数億円規模の資金が動くと囁かれており、現役時代に稼いだ賞金や退職金の大半が名跡購入に消えていく現実もある。一方で、関取に届かず引退した力士には退職金と呼べるほどの金額は残らず、彼らは相撲部屋仕込みの料理の腕を活かしたちゃんこ店の開業や、一般社会での再スタートを余儀なくされる。