2026年、技術立国復権のキーマンへ:神奈川工科大学が魅せる「実践型エンジニア」育成の凄みと最前線
研究棟の扉を開けると、無数のセンサーと自律型ロボットが目まぐるしく動く実験空間が広がる。2026年、同大学が注力する最大プロジェクトの一つが「フィジカルAI」と呼ばれる高度な実効システムの研究開発だ。画面上のAIにとどまらず、物理世界で滑らかに動作するハードウェア制御の精度をどこまで高められるか。現場の研究者と学生たちが連日データと格闘を続けている。
研究開発の現場には、すでに主要自動車メーカーや精密機器ベンダーのエンジニアが日常的に出入りする。大学と企業の境目が消えかけたハイブリッドな環境の中で、実用化に向けた検証がハイスピードで進む。「理論の美しさより、現場で確実に動くこと」。この徹底した現場主義こそが、他大学の研究室とは一線を画す強みと言える。