なぜ猫の目は緑に輝くのか?エメラルドの理由と代表猫種・健康の真相
生まれたばかりの子猫は、将来どんな毛色や品種になるかに関わらず、ほぼ全頭が灰青色の瞳を持っています。この子猫特有の瞳の色は「キトンブルー(Kitten Blue)」と呼ばれ、多くの愛猫家を虜にする愛らしい特徴のひとつです。
キトンブルーが見られるのは、生後まもない時期は虹彩内のメラニン色素を生成する細胞(メラノサイト)の働きが未成熟で、色素がほとんど沈着していないためです。生後3〜4週を過ぎて視覚が発達するにつれ、遺伝的なプログラムに従ってメラニン色素の生成が活性化していきます。
瞳の色の移り変わりは生後6〜8週頃からスタートし、徐々に青みが薄れ、黄色味や緑色のグラデーションが現れ始めます。完全に本来の目の色として定着するのは生後半年から1年前後とされており、コラットなどの一部の猫種では2年以上の歳月をかけてゆっくりと深みのあるエメラルドグリーンへ熟成していくケースも珍しくありません。