映画『血と骨』モデルの実話と真相|ビートたけし怪演の衝撃と評価

映画『血と骨』モデルの実話と真相|ビートたけし怪演の衝撃と評価の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

物語は1923年、若き金俊平が済州島から大阪へ降り立つ場面から幕を開けます。並外れた肉体と凶暴性を持つ俊平は、蒲鉾工場を開業して成功を収めますが、妻の李英姫(イ・ヨンヒ)や幼い息子・正雄(マサオ)に対して凄惨な虐待を繰り返します。

やがて俊平は工場の従業員であった清子を強引に愛人とし、自宅の目の前に囲って子どもを産ませます。さらに高利貸しとして冷酷に債務者を追い詰め、周囲の反感を買っても一切意に介しません。成長した正雄や娘の花子は、父の呪縛から逃れようともがきますが、花子は家庭の不和から絶望し、若くして自ら命を絶つ悲劇に見舞われます。

愛人・清子が病に倒れると、俊平は介護のために雇った定子にまで手を出し、自らの欲望を満たし続けます。しかし、どれほど富と女を貪ろうとも、歳月とともに肉体は衰え、脳梗塞で倒れて自由を失っていきます。最終的に周囲の人間すべてから見限られた俊平は、残った金を握りしめて北朝鮮へと渡航。極寒の地・平壌の粗末な小屋で、誰に看取られることもなく無残な最期を迎え、映画は幕を閉じます。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。