ホームセンターのストレッチフィルム検証!売り場とコスパの正解
どれほど優れたフィルムを手に入れても、巻き方が間違っていれば効果は半減する。包装貨物の安全性向上を啓発する日本包装技術協会(JPI)の指針やプロの現場ノウハウに学ぶべき点は多い。
倉庫物流におけるパレット梱包の鉄則は「ボトムロック(足元固定)」だ。パレットの木枠部分と荷物の最下段を一緒に巻き込み、下部で3〜4周しっかりと結束層を作る。荷物とパレットを一体化させなければ、フォークリフトの加減速やトラックの旋回Gで荷物が滑落する原因になる。
家庭での引越しや家具の梱包においても応用が効く。ポイントは「フィルムの外側を荷物に当て、斜め45度に引っ張りながら50%ずつ重ねて巻く」ことだ。フィルムを伸ばすことで線状低密度ポリエチレンの分子が引き締まり、元に戻ろうとする収縮張力(プレストレッチ効果)が生まれる。ただ添えるように巻くのではなく、キュッとテンションをかけて巻き付けるのが、荷崩れや引き出しの飛び出しを完全に防ぐ秘訣だ。