【現地取材】開校2年で変貌した南流山中学校の現在——人口急増の街が打ち立てた2026年型公立教育の衝撃

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移転前の旧校舎時代、最大の課題は深刻な教室不足だった。特別教室を普通教室に転用せざるを得ず、プレハブ校舎の増設も限界に達していた。その危機を救ったのが、県立高校の再編に伴って空き敷地となっていた南流山高校跡地の活用構想だ。

新校舎の敷地面積は旧校舎の倍以上。伸び伸びとしたグラウンド、広々とした体育館、そして自然光がふんだんに差し込む開放的な中庭が広がる。廊下と教室の隔壁をフレキシブルに動かせるワークスペース型の空間配置が採用されており、学年全体が集まるアクティブ・ラーニングや異学年交流もスムーズに行える。「狭苦しい教室で背中を丸めていた時代が嘘のようです」と、同校を支えるベテラン教諭は顔をほころばせる。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。