マダニの頭が残った画像と見分け方|口器が取れない時の危険性と対処法
マダニ被害は人間だけでなく、草むらを走り回る犬や猫などのペットにも頻繁に発生します。ブラッシング中に愛犬の皮膚に付いたマダニを見つけ、素手でつまんで取ろうとした結果、頭部だけが皮膚に残ってしまうトラブルは日常茶飯事です。
犬の皮膚に口器が残ってしまった場合も、人間と同様に針や毛抜きで皮膚を傷つける処置は厳禁です。犬の場合は皮膚が被毛で覆われているため傷口が蒸れやすく、雑菌が繁殖して重度の化膿性皮膚炎や肉芽腫性結節を引き起こすリスクが高くなります。また、マダニ媒介性疾患である「犬バベシア症」に感染すると、重度の貧血や黄疸を引き起こし命に関わります。
ペットの皮膚に頭部が残ったのを確認したら、患部を刺激せず、速やかに動物病院へ連れて行きましょう。獣医師による専用器具での摘出処置を受けるとともに、動物病院で処方される経口タイプやスポットオンタイプの駆虫薬を定期的に投与しておくことが、最大の防御策となります。また、作業時にペットの体液やマダニに触れることで飼い主自身が感染するリスクもあるため、患部を触る際は必ずゴム手袋を着用してください。