札幌文化芸術劇場Hitaruの座席見え方検証!4階席の真相と音響
札幌文化芸術劇場hitaruのキャパシティ(収容人数)は、最大2,302席(オーケストラピット使用時は2,054席)。これは多目的多面舞台を備えた劇場として東日本屈指の規模を誇り、北海道内ではこれまで招聘が難しかったフルスケールのグランドオペラや大型ブロードウェイミュージカルの完全再現を可能にしました。
劇場全体の音響の評判については、用途に応じた可変機構が高く評価されています。オペラやクラシックのオーケストラ公演時には、舞台上の音響反射板や残響可変装置を稼働させることで、残響時間約1.5秒〜1.8秒の豊潤で緻密な響きを実現。壁面には緻密なリブ加工(凹凸処理)が施されており、音のエネルギーが偏りなく客席全体へ拡散される設計です。
一方、ポップスやロックのPA(電気拡声)を使用するライブ公演では、ホールの豊かな残響特性が裏目に出て「低音が回りやすい」「歌詞の輪郭が反響でぼやける」といった意見が一部の観客から寄せられるケースもあります。しかし、音響エンジニアによるイコライジングやスピーカーアレイの最適化が進んだ現在では、残響を制御したクリアなサウンドメイキングが定着しています。