深夜のタイムラインが揺れた日。あるアパートの「祭り」が暴いた、2026年ネット社会のリアル
夜が明けた午前6時、投稿者はアカウントを更新し、事の顛末を明かした。結論から言えば、凶悪事件ではなかった。同じアパートの別の部屋で起きた、激しい夫婦喧嘩と、それに伴う「包丁を持ち出した」という通報による警察の過剰警戒だったという。
「本当に怖かった。外を見たら警察だらけで、スマホを見たら自分の部屋の外観がネットに晒されていた。どっちの恐怖に怯えればいいのか分からなかった」と、投稿者は後にDMでの取材に答えている。彼にとっては命の危険を感じるリアルな恐怖だったものが、ネットの海では消費されるコンテンツでしかなかったのだ。