神秘のフラワームーン今夜出現!観測ピークと方角・撮影術を公開

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満月が最も美しく、そして完全な円形となる瞬間を見逃してはならない。月が地球を挟んで太陽の正反対に位置する「望(ぼう)」の瞬間は、夜空の配置を正確に把握しておくことで何倍もドラマチックに楽しめる。月は夕暮れとともに東南東の空から顔を出し、真夜中にかけて南の空高くへと昇っていく。

特に注目したいのは、月の出から約30分から1時間後の時間帯だ。地平線近くにある月は、大気の影響でほのかに赤みや黄金色を帯びて見え、街並みや木々のシルエットと重なって圧倒的な大きさに錯覚される「月の錯視」が起こりやすい。南中高度に達する深夜には、冴え渡る白銀の光が地上を照らし出す。

天候の確認も勝敗を分ける。初夏の気圧配置は変わりやすく、太平洋側と日本海側で雲の広がり方が大きく異なる。気象衛星画像や雨雲レーダーの動きをこまめにチェックし、上層の薄雲が広がる地域では月暈(つきがさ・ハロ)と呼ばれる光の輪に出会える可能性もある。雲の切れ間を狙う粘り強さが、思わぬ絶景を引き寄せる。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。