アイビスペイント厚塗り完全攻略|立体感を劇的に出すブラシ設定と描き方

アイビスペイント厚塗り完全攻略|立体感を劇的に出すブラシ設定と描き方の注目されている理由を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。

キャラクターイラストの魅力を決定づける二大要素が「肌」と「髪」の質感表現です。厚塗りならではの重厚感を保ちつつ、くすみのない透明感を演出するための部位別ステップを解説します。

厚塗り肌の塗り方における最大のポイントは、「血色感」と「環境反射光」の織り込みです。 まず、ベースの肌色に対して1影を乗せる際、明度を下げるだけでなく彩度をやや上げたオレンジ〜ピンク系の色を選択します。これにより、皮膚の薄い部分を光が透過する「皮下散乱」の現象を再現できます。 さらに、影の最も濃い部分のキワに、ごく薄い青や紫(または背景の環境色)をスポイトで微量に混色させることで、肌に驚くほどの透明感とリアリティが宿ります。小鼻や唇、耳たぶなどにはGペンで小さなハイライトを打ち、みずみずしい質感を強調します。

一方、厚塗り髪の毛塗り方では、毛先を1本1本描く前に「大きな毛束の立体感」を確定させることが肝要です。 油彩ブラシや平筆を使い、頭部の球体に沿ったツヤのリング(天使の輪)を太めのストロークで描きます。中間色のグラデーションを馴染ませた後、髪の毛の流れに沿って細いブラシで毛束のエッジを削り出すように描き起こします。 最後に、背景色や肌色をスポイトで拾い、毛先や生え際に薄く重ねて馴染ませる(空気遠近法)ことで、硬さを排除した柔らかく艶やかな髪の毛が完成します。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。