ラッセルのタグ年代判別完全図解|金タグから90年代Usa製まで網羅

ラッセルのタグ年代判別完全図解|金タグから90年代Usa製まで網羅の全貌を詳しく解説してご紹介します。

ラッセルアスレティックのヴィンテージスウェットにおいて、年代判別の成否を分ける急所は首元に配されたタグのデザイン構成に集約されます。初見で迷った際は、以下の3つの要素に注目してください。

第1のチェックポイントは、ブランドの象徴であるイーグルマーク(鷲のアイコン)と「®(レジスターマーク)」の位置関係です。1960年代以前の古いモデルにはイーグルマーク自体が存在せず、文字のみのシンプルなデザインでした。1970年代に入ると「R」の文字と鷲を組み合わせたアイコニックなロゴが登場しますが、初期には®マークがありません。1980年代以降になるとイーグルマークの右下、あるいはRUSSELLロゴの横に小さく「®」が刻印されるようになり、意匠の細部が時代ごとに微修正されています。

第2のポイントは、タグ本体のベースカラーと織りネームの仕様です。1960年代〜1970年代初頭を象徴する鮮やかなイエローベースの「金タグ」、1970年代中期の爽やかな「サックスブルータグ」、1980年代を席巻したネイビー地の「青タグ」、そして1990年代に主流となった白地のプリントタグへと移行していきます。素材も刺繍織りネームから安価なプリントサテン地へと変化するため、質感の違いが明確な手掛かりになります。

第3のポイントは、「MADE IN U.S.A.」の表記位置とフォントです。アメリカ国内自社工場で生産されていた90年代半ばまでのモデルには、タグの中央または最下部に大文字でUSA製表記が堂々と入ります。1990年代後半から2000年代にかけて生産拠点がメキシコやホンジュラスなどの国外へ移管されると、「Made in Mexico of USA Fabric」や単なる海外製表記へと切り替わります。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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