世界環境デーなぜ6月5日?由来とアースデイとの違いを徹底解剖
世界環境デーが毎年6月5日に設定されている理由は、1972年6月5日にスウェーデンの首都で開催された国連人間環境会議(ストックホルム会議)の開会日に由来します。スローガンに「かけがえのない地球(Only One Earth)」を掲げた同会議は、地球規模の環境問題をテーマにした国連史上初の国際会議でした。
当時、高度経済成長の影で公害問題に苦しんでいた日本は、セネガルとともに「環境保全に対する国際的な関心を高めるための記念日」の創設を共同提案しました。この提案が同年12月の国連総会で採択され、6月5日が正式に「世界環境デー」として国際指定されたのです。
この会議で採択された「人間環境宣言」および「環境国際行動計画」を実行に移す常設機関として、同年末に国連環境計画(UNEP)が誕生しました。本拠地をケニアのナイロビに置くUNEPは、現在に至るまで世界環境デーのグローバル統括を担い、毎年異なるグローバルホスト国とテーマを設定して国際的な協調を牽引しています。