ストレスで髪を抜く癖は抜毛症?無意識の心理と2026年最新治療法
当事者の生の声に耳を傾けると、始まりはごく些細なきっかけであることが分かります。SNSやコミュニティ掲示板に投稿された相談事例を分析すると、以下のようなリアルな実情が浮かび上がってきます。
「最初は手触りの違う太い毛や白髪を探して抜くだけだった。根本のぷるんとした毛根鞘を見ることに謎の達成感を覚えてしまい、気づけば頭頂部に500円玉大のハゲができていた」(20代後半・会社員女性の手記より)
「テスト勉強中、指先で特定のチリチリした髪を探す癖が抜けなくなった。抜いた瞬間に頭のモヤモヤが一瞬だけスッとする感覚があるが、抜いた後の部屋に散らばる髪の毛を見て激しい自己嫌悪に襲われる」(10代・学生の投稿より)
多くの当事者に共通しているのは、「抜く前の強い衝動・緊張感」と「抜いた瞬間の快感・安堵感」、そして「抜いた直後の激しい罪悪感」という3相の感情ループです。このサイクルを自力で断ち切ることが極めて難しい点こそが、抜毛症の核心と言えます。