車の部位・パーツ名前完全図解|外装・内装の名称と修理見積もりガイド
傷の深さと発生部位によって、ドライバーが取るべき初動対応は明白に分かれます。無用な出費を抑え、車両価値を維持するための明確な判断基準を提示します。
DIY(タッチアップ補修等)で対応してもよいケース
- 対象部位:フロントバンパー、リアバンパー、サイドミラーカバー(樹脂製パーツ)
- 損傷状態:バンパー下部の縁石擦り(覗き込まないと見えない位置)、飛び石による1〜2mm程度の点状の塗装剥がれ。
- 理由:樹脂パーツは放置しても錆びることがなく、最悪の場合でもパーツ単体での交換が容易なためです。純正タッチアップペンで色を乗せ、防錆目的ではなく目立ちにくくする処置で十分実用上は問題ありません。
直ちにプロ(板金塗装・ディーラー)へ持ち込むべきケース
- 対象部位:フェンダー、ドア、ボンネット、ルーフ、ロッカーパネル(金属製外板・骨格部)
- 損傷状態:爪が引っかかる深さの傷、金属下地(灰色や黒)が見えている傷、パネルの隙間(チリ)が狂うほどの凹み。
- 理由:鋼板の露出は数日雨に濡れるだけで酸化腐食(赤錆)が始まり、パネルの裏側まで浸食すると板金修理ができず全交換となります。また、ドアやフェンダーの隙間が均一でなくなっている場合、内部のフレームやレインフォースメント(補強材)が押されている危険性があり、走行安定性や衝突安全性に直結するためです。