大阪桐蔭の真実|東大合格と甲子園Vを両立する超組織力と学費・評判
大阪桐蔭高校の教育システムを理解する上で、最も根幹となるのが「I類」「II類」「III類」に分かれた完全コース制です。一般的に抱かれがちな「一人の生徒が昼は猛勉強し、放課後は甲子園を目指して泥まみれになる」というステレオタイプとは異なり、同校は目的別に生徒の適性を極限まで伸ばすシステムを採用しています。
大手模試の最新データによると、高校受験における各コースの難易度と偏差値の目安は次の通りです。
- I類(最難関国公立進学コース):偏差値70〜72
東京大学、京都大学、国公立大学医学部医学科を目指す最上位クラス。高校入学段階からハイレベルな演習が課され、北野高校や天王寺高校といった公立トップ校の併願先としても圧倒的な存在感を放ちます。 - II類(難関国公立・私立進学コース):偏差値66〜68
大阪大学、神戸大学などの難関国公立大学や、早慶上理・関関同立への進学をターゲットとしたコース。着実な基礎固めと応用力の伸長を図ります。 - III類(体育・芸術専攻コース):実技・推薦選考(偏差値52〜55相当)
野球部、吹奏楽部、ラグビー部、サッカー部、陸上部など、全国大会での優勝を目指す生徒だけで構成される特化型コース。一般入試での募集は原則として行われず、全国レベルの実績を持つスカウト生や推薦生が対象です。
入試倍率に関しては、併願受験者が多いため見かけの志願倍率は1.5〜2.0倍程度で推移していますが、I類・II類の合格ボーダーラインは極めて高く設定されています。特に数学や英語における思考力を問う独自問題の難易度は高く、入念な過去問対策が不可欠です。