News23歴代キャスター交代の真相|筑紫哲也から小川彩佳の現在まで
『news23』の歴史を語る上で外せないのが、番組の基礎を築いた筑紫哲也氏の存在です。朝日新聞社で『朝日ジャーナル』編集長などを歴任した筑紫氏は、1989年10月に『筑紫哲也 NEWS23』を立ち上げました。権力におもねらない批評精神と、自身の言葉で語りかける「多事争論」のコーナーは、深夜報道の金字塔として多くの視聴者に支持されました。
筑紫氏の闘病・逝去を経て、番組は大きな転換点を迎えます。元NHKの膳場貴子アナウンサーが2006年にサブキャスターとして合流し、その後メインキャスターとして番組を牽引。膳場氏の持つ冷静沈着なアナウンス力と凛とした姿勢は、番組に新たな安定感をもたらしました。2016年の産休・降板後は『報道特集』へと活躍の場を移しています。
2016年春のリニューアルでは、元TBSアナウンサーでパリ在住だった雨宮塔子氏をメインキャスターに電撃抜擢。元朝日新聞特別編集委員の星浩氏とともに、国際感覚と柔らかな語り口を取り入れた新機軸を打ち出しました。そして2019年6月、テレビ朝日を退社しフリーとなった小川彩佳アナウンサーがアンカーに就任。自ら現場へ赴く徹底した取材姿勢と芯の通ったコメント力で、令和の夜の顔として番組を牽引し続けています。