血糖値が高いとどうなる?放置の危険性と体に現れるサインを徹底検証

血糖値が高いとどうなる?放置の危険性と体に現れるサインを徹底検証の疑問点について、最新情報を基に徹底解説します。

高血糖を数年から十数年にわたって放置し続けた場合、待ち受けているのが糖尿病 合併症 リスクの顕在化です。医療現場では、毛細血管がやられる三大合併症をその頭文字から「し・め・じ」、太い血管が詰まる大血管障害を「え・の・き」と呼んで警鐘を鳴らしています。

  • し(神経障害):手足の先から感覚が麻痺し、画鋲を踏んでも気づかないほど鈍麻化。進行すると壊疽(えそ)を起こし、最悪の場合は切断に至る。
  • め(網膜症):目の奥の網膜血管が破綻し、視力が低下。日本人の成人失明原因の上位を占め続ける。
  • じ(腎症):老廃物をろ過する腎臓の糸球体が破壊され、やがて人工透析へ。週3回、1回4時間を拘束される生活を余儀なくされる。
  • えのき(壊疽・脳卒中・心筋梗塞):脳梗塞や心筋梗塞のリスクを健常者の2〜3倍に押し上げる。

患者の手記や医療現場の取材記録において、透析導入となった患者の多くが「健診で指摘されていたのに、何の症状もなかったから通院を後回しにしてしまった」「あのとき生活を改直していれば……」と激しい後悔を吐露しています。合併症はひとたび完成してしまうと元の健康な状態へ戻すことが極めて困難です。だからこそ、数値が警報を鳴らしている初期段階でのブレーキが決定的な意味を持ちます。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。