リンパ節炎の原因は細菌かウイルスか?放置危険度と正しい対処法を徹底解説
リンパ節は全身に約800個存在し、特に首・顎下・脇の下・股関節部に集中しています。内部にはリンパ球やマクロファージといった免疫細胞が待機しており、リンパ液に乗って流れてくる細菌・ウイルス・異物を捕捉して排除するフィルターの役割を担っています。炎症が起きると血管透過性が亢進し、白血球や血漿成分がリンパ節内に集まるため、物理的に腫大します。同時に炎症性サイトカインが神経終末を刺激し、ズキズキとしたリンパ節炎の痛みを生じさせます。
医学的には、圧痛(押したときの痛み)を伴う腫れは感染性リンパ節炎の可能性が高く、痛みのない硬い腫瘤は悪性リンパ腫や癌のリンパ節転移を疑う所見とされています。この「痛みの有無」と「硬さ」「可動性」が、良性か悪性かを見極める最初の分岐点です。