偏差値40はどのくらい?上位84%の衝撃実態と逆転合格のリアル

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高校生やその保護者が最も不安視するのは、偏差値40就職への影響です。「偏差値40台の大学を出ると就職先がないのではないか」という懸念は、半分正しく、半分は誤解に満ちています。

現実問題として、超大手総合商社、外資系コンサルティングファーム、一部のメガバンクや大手マスコミなど、エントリー数が数万人に達する人気企業では、Webテストや大学名によるスクリーニング(いわゆる学歴フィルター)が機械的に作動します。偏差値40台の大学からこれらの企業へ一般ルートで総合職として潜り込むのは、確率論として極めて狭き門です。

しかし、日本の雇用市場の9割以上を占める優良中小企業、BtoBのニッチトップメーカー、急成長を続けるITベンチャー、そして地方公務員試験において、出身大学の偏差値が採用可否を決定づける要因になることはほぼありません。企業の人事責任者が一貫して口を揃えるのは次の点です。

「書類選考を通過した後の面接で見ているのは、大学の偏差値ではなく『自分の頭で課題を発見し、他者と協働して解決した実体験』です。学歴上位層であっても主体性のない受け身の学生は落としますし、偏差値40台の大学であっても資格取得や学外インターンで成果を出し、論理的に自己PRできる学生は奪い合いになります」(東証プライム上場メーカー・採用統括)

学歴が初動のパスポートとして機能する限定的な業界を除けば、偏差値40という出自自体が生涯年収やキャリアを完全に縛る決定打にはなり得ません。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。