プロ直伝のドーム菊の作り方!綺麗な半球状に咲かせる摘芯と栽培の極意
密度の高いドーム形状を作るために最も重要な作業が「摘芯(ピンチ)」と「挿し木による苗作り」です。このステップを丁寧に行うことで、秋の仕上がりが劇的に変わります。
ドーム菊の挿し木は、気温が安定する5月中旬から6月上旬が適期です。前年から冬越しした親株から勢いのある新芽(長さ5〜7cm程度)を清潔な刃物で切り取ります。下葉を数枚整理し、水揚げを30分ほど行った後、鹿沼土(細粒)や挿し木専用用土に挿します。半日陰で乾燥させないよう管理すれば、約2〜3週間で健全な根が張ります。
発根した苗を定植したら、いよいよ摘芯に入ります。ドーム菊の摘芯時期は苗の成長に合わせて段階的に実施します。
【摘芯の黄金ステップ】
・第1回摘芯(定植後10日〜2週間):本葉が6〜8枚に展開した頃、先端の成長点を手やハサミで摘み取り、下から4〜5枚の葉を残します。これにより脇芽が一斉に伸び始めます。
・第2回摘芯(6月下旬〜7月上旬):伸びてきた各脇芽の葉が4〜5枚になったら、再び先端を摘み取ります。この段階で枝数が一気に4〜5倍に増殖します。
・最終リミット(7月中旬〜7月20日前後):最後の形を整える最終摘芯を行います。これ以降は花芽分化を促すため、一切ハサミを入れずに枝の充実を図ります。