無断転載とはどこから違法?Snsの境界線と著作権リスクを徹底解説
無断転載とは、他人が創作した著作物(イラスト、写真、文章、動画など)を、著作権者の許諾を得ずに複製し、不特定多数が閲覧できる状態に公開する行為を指します。法的には、著作権法第23条に定められた「公衆送信権」や「送信可能化権」の侵害に該当します。
多くのユーザーが誤解しやすいのが「保存」と「投稿」の法的な扱いの違いです。著作権法第30条では私的使用のための複製範囲が認められており、自分自身や家族など限られた範囲内で楽しむ目的でスマートフォンやPCに画像を保存する行為自体は、原則として違法ではありません。
しかし、保存した画像をSNSにアップロードした瞬間に「私的使用」の枠を外れます。鍵付き(非公開)アカウントであっても、フォロワー数が一定数いる場合や相互フォロー関係によっては「公衆送信」とみなされる判例が定着しており、「ネット上に再び流した時点で無断転載が成立する」というのが現代の法的な共通認識です。