米セブンイレブン大量閉店の真相!日本式改革と巨大買収劇の行方
大量閉店と買収リスクという内外の試練に直面するアメリカのセブンイレブンですが、その反撃の鍵は「日本流のサプライチェーンと商品開発の完全移植」にあります。
これまでアメリカのコンビニは、常温のロングライフ商品を外部メーカーから仕入れて並べるだけの問屋主導型でした。これに対しセブン&アイは、日本で培った専用工場体制(CDC:コンバインド・ディストリビューション・センター)を北米各地に新設・拡張し、毎日新鮮な弁当、総菜、パンをチルド配送する仕組みを構築しています。
さらに、最短30分以内で店舗から商品を届けるデリバリーアプリ「7NOW」の強化や、デジタル会員データを活用したパーソナライズクーポンの配信など、DX戦略も加速。「ただガソリンを入れる場所」から「美味しい食事と便利なサービスを求めて目的買いする場所」への転換を成し遂げられるかどうかが、巨大買収劇を乗り越える最大の防壁となっています。