耳が臭い原因と病気のサインとは?チーズ臭の正体と正しい治し方
耳の穴の中ではなく、外側の耳介や耳たぶ周辺から発せられる異臭にも特有の原因が存在します。代表的なものが、粉瘤 耳たぶのトラブルです。粉瘤は皮膚の奥に袋状の組織ができ、本来剥がれ落ちるはずの角質や皮脂が袋の中に蓄積していく良性腫瘍です。初期は数ミリ程度のしこりに過ぎませんが、放置すると徐々に肥大化します。
中央にある微小な開口部(ヘソ)から蓄積された老廃物が漏れ出すと、強烈なチーズ臭や生ごみのような臭いを放ちます。多くの人が気になって爪で強く押し出そうとしますが、これは極めて危険です。袋を自力で完全に除去することはできず、内部で袋が破裂すると激しい化膿性炎症(炎症性粉瘤)を引き起こし、患部が赤く腫れ上がって激痛に悶絶することになります。根治には皮膚科や形成外科での外科的摘出が唯一の解決策です。
もう一つの盲点が、長年ピアスを付けている人に見られるホールの汚れです。垢や剥がれた角質、シャンプーの残りカスが細いトンネル状の皮膚内部に停滞し、嫌気性細菌によって分解されて悪臭を放ちます。効果的なピアスホール 臭い 対策は極めてシンプルです。
- 市販のピアスホール専用ケアフロスを用い、定期的に内部の汚れを拭き取る。
- 入浴時に低刺激の泡立てた石鹸を乗せ、ピアスを前後に優しく動かしながらシャワーの流水で念入りに洗い流す。
- 金属アレルギーや微小な傷によって浸出液が出ている場合は、ピアス着用を直ちに中断し、抗生剤軟膏などで組織の修復を優先する。
消毒用エタノールなどを高頻度でホールに吹きかける人もいますが、デリケートな上皮組織を傷つけてかえって浸出液を増やし、臭いを悪化させる要因となるため避けるべきです。