時短勤務は何歳まで?2026年法改正の変更点と給与・手取りの真相
育児休業から復帰する際、多くの人が利用する「所定労働時間の短縮措置(時短勤務)」ですが、法律上の義務期間は原則として「子どもが3歳に達するまで(3歳の誕生日の前日まで)」と定められています。労働者が希望した場合、企業は原則1日6時間の短縮勤務を認めなければならず、これは法律(育児・介護休業法第23条)に基づく事業主の明確な義務です。
一方で、3歳以降については従来「努力義務」にとどまっており、3歳の誕生日を迎えた瞬間にフルタイムへの復帰を迫られる「3歳の壁」が多くの共働き世帯を悩ませてきました。しかし、育児介護休業法改正(2026年〜2026年完全施行)によって状況は大きく前進しています。
最新の改正法では、3歳から小学校就学前の子どもを育てる従業員に対し、事業主は「時短勤務」「テレワーク」「フレックスタイム制」「始業・終業時刻の繰り上げ・繰り下げ」「新たな休暇の付与」といった柔軟な働き方を実現するための措置から2つ以上を選択して導入し、労働者が選べる環境を整えることが義務化されました。法律上の時短勤務そのものが一律に小学校就学前まで自動延長されるわけではないものの、企業が柔軟な勤務形態を用意しなければならない法的な縛りが確立された点は極めて大きな変化です。