ブロッコリーが白くなる真相とカビの見分け方|安全な保存術
ブロッコリーに発生した白カビは、胞子だけでなく植物組織の深くまで菌糸(目に見えない根)を伸ばしています。そのため、「表面の白い部分だけ削れば大丈夫」という判断は非常に危険です。
カビ類が生成するマイコトキシン(カビ毒)の一部は熱に強く、一般的な家庭調理の沸騰加熱(100℃前後)では完全に無毒化できません。微量でも摂取すると消化器系に負担をかけ、腹痛や下痢、アレルギー症状を引き起こす恐れがあります。
腐敗が進んだブロッコリーは、アブラナ科特有の硫黄化合物が分解されることで、強烈な腐敗臭(腐ったキャベツや硫黄のような悪臭)を放ちます。水を含んだようにドロドロと崩れる、触るとぬめりがあるといった状態が確認された場合は、迷わず丸ごと廃棄してください。