ドナー提供に反対する決定的な理由|家族の心理的葛藤とリスクの真相
Q1:家族に内緒でドナー登録や骨髄提供を行うことはできますか?
A1:ドナー登録自体は個人で行うことが可能ですが、実際の提供段階(確認検査や最終同意)では原則として同居家族や配偶者の同席・同意署名が必須となります。内緒のまま採取手術まで進むことはシステム上不可能です。
Q2:骨髄採取の全身麻酔で死亡するような重大事故は起きていますか?
A2:日本骨髄バンクの設立以来、採取に伴うドナーの死亡事故はゼロを維持しています。ただし、全身麻酔に伴う偶発症や局所の血腫、神経障害などの重篤な有害事象は極めて稀に(数千〜数万件に1件程度)報告されており、リスクが完全にゼロであるとは言えません。
Q3:ドナー提供を家族に反対されて辞退した場合、患者さんにペナルティや迷惑料を払う必要がありますか?
A3:一切の費用やペナルティは発生しません。患者側にもドナーの個人情報は一切開示されないため、直接的なトラブルに発展することもありません。ただし、患者側は移植に向けて強力な前処置(抗がん剤治療等)を開始するスケジュールの直前である場合が多いため、辞退を決断する場合は可能な限り早い段階でコーディネーターに伝えることが強く推奨されます。